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​第1回ため池現地実験

実際のため池で実験した様子です。株式会社チェリーコンサルタント様の協力で、3種類の実験を行いました。

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 まずは、タンクと一体型のポンプで、どれくらい時間がかかるか?どれくらい手間がかかるか?試してみました。

​ 水槽が要らないのは良い点ですが、重さと、呼び水が必要なところが、問題でした。

 続いて、当初の計画通りの手順で、小型真空ポンプと水槽を使った実験をしました。

 水槽に水を引き上げ、一度ポンプを止め、自然流下でサイフォンにしようとする方法です。

​ポンプの大きさもありますが、手順が3~4回繰り返し、作業量が多いかなと感じました。

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 最後に、池側のホース、下流側のホース、両方のバルブを開けておき、真空ポンプで中の空気を一度に抜くことで、両方のホースに一度に水を貯めてみようとするやり方に挑みました。

​ 真ん中のタンクのところまでは、池側から上がってくる水だけでしたが、それ以降は、ホース内で反対側にも水が流れ、結果的に真空ポンプを一度作動させるだけでサイフォンシステムを完成させることができました。

 次回からの課題は、水位センサーと、下流放流用のバルブの開閉を自動でできるようにすること。

​ まだまだ研究は続きます。

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