土のアラカルト№175 貧配合

2023.11.27. mon.☁︎.

単位セメント量が比較的少ないコンクリートの配合を貧配合[ひんはいごう]といいます。普通は１㎥あたり300kgとか400kgとかセメントを入れるのですが，仮設で地表面付近だけ固めたいとか池の底の泥を処理したいときなどに１㎥あたり100kg前後入れるような特殊な環境です。香川高専では３年生でコンクリートの実験と座学を学ぶ関係で，４年生の土質実験では貧配合で粘土を強化して，７日強度とか１４日強度の一軸圧縮試験をして，両方の知識と考察力を涵養しています。 #貧配合

#粘土をセメントで硬化させる

#セメント混合供試体

#セメント量と目標一軸圧縮強さの関係