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土のアラカルト№690 根入れのある擁壁論

2025.4.21. mon. ☀︎.

二宮金次郎の水車の理論について、新鮮な気持ちで本を読みました。天道と人道、全てを信じてはいけないとか、少々抜き出た感じがします。土の力学では、根入れのある重力式擁壁のような印象です。つまり、根入れ部は、前方の土塊について受動土圧の発揮を期待します。一方、後方の裏込め土の主働土圧により、擁壁を転倒させようとしています。一体的な土と擁壁の動きですが、両面の効果が発揮されるということは、自然の不確定性や安全率を深く考えなければなりません。深遠な世界観ですね。

 

パネワ📘

①      花筏‥✖️いかだのように流れる、水面に散った桜の花びらの列。Flower raft

②      誰何‥✖️すいか、身元を尋ねる、呼びとめて問いただす、というような意味です。Who is it?

③      桜は花に顕る‥✖️桜は花が咲くと、森の中での所在が美しく明らかになる。転じて、才能ある人は機会を得るとそれを発揮するということのたとえ。When the cherry blossoms bloom, their location in the forest becomes beautiful and clear. By extension, this is a metaphor for talented people who will demonstrate their talents when given the opportunity.

④      罷免権‥○公務員をその職から強制的に外す権利のことです。Right of dismissal

⑤      俎上‥✖️まないたの上。Chopping board

⑥      元木網‥✖️一度は好ましい状態になったものが、再び元の悪い状態に戻ることを指す言葉です。Back to square one

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