2023.8.25.fri.☀︎.
長年、粘土と対峙してきました。また、砂質系の土、礫とも関わりが深くなってきました。粘土と砂との隙間に、シルトという分類の土があります。シルトだけをターゲットに研究に取り組んだことはありません。また、シルトだけを何か活用しようとされている取り組みも、耳にしたことはありません。ただ、自然の土には普通に含まれているもので、身近な材料です。土の粒の直径で言えば、0.005〜0.075mmが地盤工学会基準です。実務から言えば、ここが技術の見せどころ、技術力が試される材料ということになるでしょう。教科書をみても、ここだけをフォーカスした記述は見当たりません。
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