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土のアラカルト No.1133 OCW探求60

2026.7. 7. tue. ☁︎.

大学の土質力学の講義資料が

OCWなどとして公開されて

いるので、少し問題探求をして

みましょう。

2016年、京都大から、土質力学Ⅰ、

中間試験です。

Q.図 1 に示す地盤について下記の

問いに答えよ。ただし、水の密度

ρ w = 1.00×103 kg/m3、重力加速度

g = 9.80 m/s2 とする。

①地下水面より上の地盤(不飽和層)

から乱さないように採取した土試料を

対象に土質試験を実施したところ、

土の湿潤密度が ρt =1.80×103 kg/m3、

含水比がw = 18.0%、 土粒子密度が

ρs =2.70×103 kg/m3 であった。

この地盤の間隙比 e および飽和度 Sr

それぞれ求めよ。


②地下水面より下の地盤(飽和層)は

完全に飽和しているとして、飽和層の

含水比 w および湿潤(飽和)密度

ρ sat をそれぞれ求めよ。ただし、

間隙比 e と土粒子密度ρs は深さ方向に

変化しないとし、①での値を使用してよい。


③図 1 の状態において、A 点(地表面から

深さ 15 m)における全応力、間隙水圧、

有効応力をそれぞれ求めよ。


A.

①三相構造図を利用します。

V= 1000 [c㎥] m= 1800 [g]

Va=160 (Air) ma=0

Vw=275 ←(Water) ←mw={18}275

Vs= 565 ←(Solid) ←ms={100}1525

                            ρs=2.70


ms:mw=χ:1800-χ=100:18

18χ=180000-100χ

χ=1800000/118=1525 [g]

mw=1800-1525=275 [g]

Vs=1525/2.7=565 [㎤]

Va=1000-275-565=160 [㎤]

e=(160+275)/565=0.770 [無次元]

Sr=275/435×100=63.2 [%]


②上記①より、mwが160㎤増加する

から、

w'=435/1525×100=28.5[%]

また、

e → eρw

:

1→1*ρs

ρsat=(eρw+ρs)/(1+e)

=(0.77×1+2.7)/(1+0.77)=1.960 [g/㎤]


不飽和層

γt=1.8×9.8=17.6 [kN/㎥]

飽和層

γ'=(1.960-1)×9.8=9.5 [kN/㎥]


∴σ'v=17.6×5+9.5×10=183.0 [kN/㎡]

u=9.8×10=98.0  [kN/㎡]

σv=183+98=281.0  [kN/㎡]

検) σv=17.6×5+(9.5+9.8)×10=281.0  [kN/㎡]‥🆗

※答合わせ🖊️🔍‥🈖なし

数値の整理に三相構造図を使用

しています。

📗キーワードスタディ

① 行雨‥✖️こうう、ただ単に降る雨や、雨足が速く移動していくように見える雨を指す言葉。

② 消費税収‥⭕️しょうひぜいしゅう)とは、国や地方自治体が商品やサービスの販売・提供に対して課す消費税から得る収入(税収)のこと。

③ 砂漠化‥⭕️植物が育ち緑に覆われていた乾燥地域などの土地が、気候変動や過剰な農耕・放牧といった人間活動の影響によって劣化し、不毛な土地へと変化していく現象。

④ 剪定‥⭕️樹木の生育や結実を調整し、樹形を整えるために枝の一部を切り取る作業。

⑤ ハラル‥✖️Halal、イスラム教の教えにおいて「許されていること」や「合法」を意味する言葉。

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