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土のアラカルト No.1135 OCW探求62

2026.7. 9. thu. ☀️.

大学の土質力学の講義資料が

OCWなどとして公開されて

います。この元になる教科書の

問題を少し問題探求をして

みましょう。

私の大学時代の教科書、

土質力学(全改訂)山口柏樹 著、

技報堂出版です。

Q.p.17, 例題1-1

土取場 ρs=2.70 [g/㎤]、w=18 [%]、

e=0.60 [無次元]であった。

この土を用いて仕上り量10000㎥の盛土

工事を行う。ただし、盛土中は散水し

w=20%としてから転圧し、

ρd=1.75 [g/c㎥]を確保した。

次の問に答えよ。

①土取場でのSr, ρt, ρdはいくらか。

②土取場での採取すべき土の体積はいくらか。

③転圧時に散水すべき全水量、転圧後の

飽和度はいくらか。

④転圧完成後に土が飽和して初めの体積の

5%だけ膨張したとすると、そのときの含水比はいくらか。


A.

①三相構造図を利用します。

V= 59.2 [c㎥] m= 118 [g]

Va= 4.2 (Air) ma=0

Vw=18 ←(Water) ←mw={18}

Vs=37 ←(Solid) ←ms={100}

                            ρs=2.70


Vs=100/2.7=37.0 [㎤]

e=(Va+18)/37=0.6

Va=0.6×37-18=4.2 [㎤]

V=4.2+18+37=59.2 [㎤]

Sr=18/22.2×100=81.1[%]

ρd=100/59.2=1.689 [g/㎤]

ρt=ρd×(1+w/100)

=1.689×1.18=1.993 [g/㎤]

=1.993 [t/㎥]


②現地V1は

乾燥密度の比率から

求められるので、

V1=1.75×10000/1.689=10361 [㎥]


e → eρw

1→1*ρs

ρd=(ρs)/(1+e)

1.75=2.7/(1+e)

e=2.7/1.75-1=0.543 [無次元]

(Va1’+20)/37=0.543

Va1’=0.543×37-20=0.091 [㎤]


盛土の三相構造図から

V1’=57.09 [c㎥] m= 120 [g]

Va1’= 0.09 (Air) ma=0

Vw1’=20 ←(Water) ←mw={20}

Vs1’=37 ←(Solid) ←ms={100}

                            ρs=2.70


Sr=20/20.09×100=99.6 [%]

土取場の乾燥密度ρdに対して

20-18=2%の水量増加なので、

Δmw=1.689×0.02×10361=350 [t]


上記③の三相構造図から

V2=V1'×1.05=57.09×1.05=59.94 [㎤]

盛土の三相構造図から

V2=59.94 [c㎥] m= 122.94 [g]

Va2= 0 (Air) ma=0

Vw2=22.94←(Water) ←mw={20}→22.94

Vs1’=37 ←(Solid) ←ms={100}

                            ρs=2.70


∴w2=22.9[%]


※答合わせ🖊️🔍‥⭕️、⭕️、⭕️、⭕️

数値の整理に三相構造図を使用

しています。

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