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土のアラカルト No.1143 OCW探求70

2026.7. 17. fri. ☁︎.35℃.

大学の土質力学の講義資料が

OCWなどとして公開されて

います。また、少し古い教科書から

演習問題を探求してみましょう。

土質工学演習、浅川美利 著、鹿島出版会

です。

Q.p.55, 問題-5(一部改変)

上図に示す池の地盤を一面に埋め立て、

計画高を池水面より2m高としたい。

埋立材は砂質土でρs=2.72[g/㎤]、

乾燥密度ρd=1.600[g/㎤]、w=20[%]

として施工する。池水面より下の

埋立て部分の密度も同じであるとして、

埋立て前と後のA—A面に

おける全応力、有効応力を求めよ。


A.

①三相構造図を利用します。

Ⅰ層; 盛土砂層、不飽和層

V=62.5 [c㎥] m= 120 [g]

Va=5.73 (Air) ma=0

Vw=20 ←(Water) ←mw={20}

Vs= 36.77 ←(Solid) ←ms={100}

                            ρs=2.72

ρt=ρd×(1+w/100)

=1.6×(1+20/100)=1.92 [g/㎤]

Vs=100/2.72=36.77 [㎤]

120/V=1.92

V=120/1.92=62.5 [㎤]

Va=62.5-20-36.77=5.73 [㎤]

γt1=1.92×9.8=18.8 [kN/㎥]


Ⅱ層; 盛土砂層、飽和層

V=62.5 [c㎥] m= 125.73 [g]

Va=0 (Air) ma=0

Vw=25.73 ←(Water) ←mw={25.73}

Vs= 36.77 ←(Solid) ←ms={100}

                            ρs=2.72

ρsat2=125.73/62.5=2.012 [g/㎤]

γsat2=2.012×9.8=19.7 [kN/㎥]

γ'2=19.7-9.8=9.9 [kN/㎥]


Ⅲ層; 池底層、飽和層

V=3.1 [c㎥] m= 4.75 [g]

Va=0 (Air) ma=0

Vw=2.1 →(Water) →mw={2.1}

Vs=1 →(Solid) →ms={2.65}

                      ρs=2.65

γsat3=4.75/3.1×9.8=15.0 [kN/㎥]

γ'3=15.0-9.8=5.2 [kN/㎥]


層厚、単重[kN/㎥]

Ⅰ…2.0 m、γt1=18.8

Ⅱ…3.0 m、γsat=19.7、γ'=9.9

Ⅲ…2.5 m、γsat=15.0、γ'=5.2


埋立後;

∴σ=18.8×2.0+19.7×3.0+15.0×2.5=134.2[kN/㎡]

σ'=18.8×2.0+9.9×3.0+5.2×2.5=80.3 [kN/㎡]


検; u…Ⅰ層 ゼロ

∴u=9.8×(3+2.5)=53.9  [kN/㎡]

σ-σ'=134.2-80.3=53.9 [kN/㎡]… 🆗


埋立前;

u=9.8×5.5=53.9  [kN/㎡]

σ'=5.2×2.5=13.0  [kN/㎡]

σ=53.9+13.0=66.9 [kN/㎡]

 

※答合わせ🖊️🔍‥⭕️、⭕️

数値の整理に三相構造図を使用

しています。

📗キーワードスタディ

① 幾何学‥⭕️図形や空間の性質を研究する数学の一分野。

② 初花‥✖️その年や季節に初めて咲く花(主に桜や梅など)のこと。

③ 有限‥⭕️数量や規模、時間などに「かぎりがあること」「限度や限界があること」。

④ 漸騰‥✖️ぜんとう、相場や物価などが「だんだんと上がっていくこと」を意味する言葉。

⑤ モンゴル相撲‥⭕️ブフ、モンゴルに古くから伝わる伝統的な組技格闘技。

⑥ 夜郎自大‥✖️自分の力量や地位をわきまえずに、いばり散らすことや、そのようなうぬぼれた状態。

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